作曲
私の住んでいるところは、山に囲まれたのんびりとした町で、夜には星がよく見える。 庭からでも色んな星座を確認できるし、車で5〜10分走れば外灯が一つもない真っ暗な場所で星を楽しむことができる。 去年の秋くらいだっただろうか。 車で少し走ったとこ…
もうすっかり北海道では冬になってしまったけど、今年の夏に「天気の子」を見に行った。 キレイな曲がいくつもあったけど、その中の「グランドエスケープ 」という曲のインロトのリズムがとても興味深かった。 「グランドエスケープ」イントロ解析 帰ってき…
7月のおわりに、ものすごい雨の夜があった。 歩きはじめてすぐに小雨が降り出し、これくらいなら平気かなと思ってそのまま歩いていたら土砂降りになってしまった。 土砂降りの中20分歩いて、自宅についてすぐ雨が止んだ。 村上春樹じゃないけど、これ以上な…
この曲は前にも紹介したことがある、雨の日に書いた曲。 pianeco.hatenadiary.com 前回は5連符の練習曲として紹介したけど、ピアノ用に少しアレンジしたので今回は「自由に弾く」ための曲として紹介したい。 前回と大きく違うのは、1小節目に自由に雨を弾…
春と呼べる日なんてどれくらいあったんだろ。 長ーくて、寒ーい冬が終わったかと思ったら、もう完全に初夏。 たしか2月くらいに、早く春にならないかなぁと思って「Spring Wind」というタイトルの曲を作ったけど、すっかり季節がずれてしまった。 この曲は…
更新が随分遅くなってしまいましたが、前回、前々回のコルトレーンチェンジのつづき。(とりあえずのコルトレーンチェンジ完結編) 今回はコルトレーンチェンジのアイディアを使って曲を作ってみる。 まずはコルトレーンの曲を見ていこう。 Countdown 1段目…
Stefano Battaglia (ステファノ・バッターリア) イタリアのミラノ出身のピアニスト。 何年か前にECM好きのドラマーの友人にすすめられて聴いたのが初めてだった。 ECM的なサウンドはもちろん、テクニックも素晴らしいピアニストだ。 今日は彼のテクニカル…
『The Rain Of May 』 去年の今頃だったと思う。 朝起きたら東向きの窓から朝日が差し込んでいて、窓の外を見ると静かな雨が降っていた。 辺りは明るいのに優しい静かな雨が降っていて、それがとても心地よかった。 顔も洗わずにそのままピアノに向かって曲…
私はよく思いついたフレーズや、コードを「作曲ノート」にメモしておく。 忘れないうちにと、いつも走り書きのように雑に書いてしまう。 こんな感じに。 今回はこの1小節の走り書き、スケッチから曲を作ってみた。 今回の私の作曲行程はこんな感じ ①スケッ…
テクスチャー テクスチャーを辞書で引くと、生地、手触り、感触、質感などが出てくる。 それだけ聞くと音楽とは何も関係がなさそうだけど、「テクスチャー(Texture)」という言葉は音楽をやっていると、意外とよく耳にする。 例えば「もっとピアノらしいテ…
『君の名は。』が見たい 見たい。 一体ニューヨークではいつ公開されるのか... 「言の葉の庭」が大好きな私は、1日に5回くらい「あー日本に帰ってでも見たい!」と思っている。 それでサントラで予習をしながら公開日に備えているのだ。 その中にピアノのイ…
”If I ain't got you” まだニューヨークに来て間もない頃だったと思う。 34丁目の辺りでたまたま入ったコーヒーショップの店員さんが、アリシア・キーズの"If I ain't got you"の替え歌でコーヒーのオーダーを取っていた。 こんな具合に。 Some people want …
ピアノで丸弾いて? いろんな楽器の中でも、ピアノを演奏する人が一番多いんじゃないかと思う。 学校中さがしてもチェロ弾きはなかなかみつからないけど、ピアノが弾ける人ならクラスに必ず何人かいる。 オーボエよりよっぽど身近だし(いつかオーボエを習い…