pianeco

もっと自由に音楽したい人へ。ニューヨークで学んだ音楽の話。

コードをおぼえる前に知っておきたい3つのこと

コードのおぼえ方はいつくかある。

メジャースケールの上にできるダイアトニックコードからおぼえたり

 

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音の重なりの度数からおぼえたり

 

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どれも正しいおぼえ方だと思うけど、私は数字や形でおぼえることをオススメしたい。

数字でおぼえると、後々出てくるジャズのコード(テンションコード)を簡単に理解できる。

でもまずは、コードを覚える前に、とても便利な以下の3つを知っておこう!

  1.  英語のドレミ
  2. メジャースケールの音の並び方
  3. メジャースケールの数式

 

⒈ 英語のドレミ

コードはアルファベットで書かれているので、まず英語で音名をおぼえよう。

 

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ドレミでと同じように、英語の始まりもド=Aだとよかったんだけど、英語はラからABCが始まる。

ちなみに、日本語の音名はドからハニホヘトイロハだけど、これも元々のいろは歌の「色は匂へど〜(イロハニホヘト)」なので、日本語もラから始まっているんだね。

 

 

⒉ メジャースケールの音の並び方 

ドから白い鍵盤を順番に弾いて上がっていくと「ドレミファソラシド」=Cメジャースケールになる。

でも、ファから白い鍵盤を順番に弾いても「ファソラシドレミファ」≠Fメジャスケールにはならない。

なぜかというと、この二つは音の並び方が違っていて、メジャースケールっていうのは実はとっても不均等な並び方をしているんだ。

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ド・レの間隔に比べて、ミ・ファやシ・ドは隣同士くっついている。

ド・レのように間に一つ鍵盤が入っている間隔を「全音(W=Whole step)」、ミ・ファやシ・ドのような間隔を「半音(H=Half step)」という。

 

メジャスケールっていうのは「W+W+H+W+W+W+H」の音の並びのことをいう。

 

なのでファから始まるメジャースケールはこうなる。

×「ファ ソ  ラ  シド  レ  ミファ」

○「ファ ソ  ラシ♭  ド  レ  ミファ」

 

 

⒊ メジャースケールの数式

 

数式という訳が正しいのかわからないけど、英語では「The Major Scale Formula」という。

数学が苦手な人でも大丈夫、この数式はとっても簡単。

 

メジャスケール=W+W+H+W+W+W+H

       =1234567

 

つまり、

 

メジャスケール=1234567

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先ほどの図に書くとこんなかんじで、ドの音から1234567となる。

この数字はコードをおぼえるためにとっても重要。

コードでよく見かけると7はこの数字のことで、種類によって♭したりする。

「メジャスケール=1234567」がわかっていると、コードの種類によってどの音を♭あるいは#すればいいのか、簡単にわかるようになる。

 

なのでまずは、「メジャスケール(W+W+H+W+W+W+H)」を全キーで弾けるようになっておきたい。

 

 

おまけ

 

1オクターブの12音を半音づつ時計まわり並べて、 Cメジャーの音に時計の針をおくとこんな形になる。

 

これがCメジャースケールの形。

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当たり前のように思っていた「ドレミファソラシド」が、とっても歪な形をしているのがよくわかると思う。

もちろん、メジャースケールはどの音から始めてもこの形になる。

たとえばFメジャースケールの形はこう。

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次回は、いよいよ形からコードをおぼえる!