3連符は”3連符っぽくなく”がコツ!?
『君の名は。』が見たい
見たい。
一体ニューヨークではいつ公開されるのか...
「言の葉の庭」が大好きな私は、1日に5回くらい「あー日本に帰ってでも見たい!」と思っている。
それでサントラで予習をしながら公開日に備えているのだ。
その中にピアノのイントロが印象的な「スパークル」という曲があった。
とてもキレイでとても3連符っぽい曲だ。
イントロは楽譜に起こすとこんな感じ。
BC#F#(シド#ファ#)の3音からなるフレーズの3連符がキレイに配置されていて、とても3連符らしい。
でも今日は、3連符のもう一歩先に行ってみよう!
3連符っぽくない3連符
3連符らしさを崩すには、一つのフレーズを3音ではなく2音とか4音で作るのがコツ。
①2 + 2 + 2 + 2 + 2 + 2=12(難易度★)
4分の4拍子の場合、1小節の音符の数は3連符×4拍分=12音 になる
つまり3+3+3+3=12
それをこうしたい。
2+2+2+2+2+2=12
ではまず一つのフレーズを2音で作ってみよう。
1小節に2音のフレーズが6コ。
2+2+2+2+2+2=12
(それはともかく、音キレイ!)
それぞれのフレーズのあたまB(シ)の音にアクセントを付け、このアクセントの音だけを取り出すと4分音符の3連符(2拍3連)と同じになる。
12音 ÷2音ずつ=6連符(2拍3連)
②4 + 4 + 4=12(難易度★★)
同じように今度は4音で1つのフレーズを作っていく。
1小節に4音のフレーズが3コになる。
4+4+4=12
同じようにフレーズのあたま B(シ)の音にアクセントを付け、このアクセントの音だけ取り出すと2分音符の3連符(4拍3連)と同じになる。
12音 ÷4音ずつ=3連符 (4拍3連)
③5+2+5=12 (難易度★★★)
5音でフレーズを作ると2音余ってしまうので、パターンが偏らないようその2音を真ん中に置いてみる。
この辺りから少し弾きづらくなってくるかもしれない。
④2+3+2+3+2=12(難易度★★★★)
5音のグルーピングをさらに分解して5=(2+3)にしたパターン。
そろそろ右手と左手がいう事を聞かなくなってきたかな?
練習方法
弾きづらいときはまずスケールで練習して慣れてみよう。
慣れてきたらアクセントを強調して、その他の音をできるだけ小さくしてみる。
そしてアクセントの音だけを弾く。単音だと少しさびしいので和音にしてみよう。
ここまでできれば3連符マスターはもう目の前!
本日の最終形態(難易度MAX★★★★★)
本日の最終形態は2+3+2+3+2=12のアクセントをコードにしたこちら。
弾けるかな?
ここまで出来れば、あなたはもう立派な3連符マスター!!
色んなパターンを組み合わせて自分なりのsparklingな3連符を作ってみよう!